ドライブ日記 1999年 | 平取 編 |
平成11年6月5日(土曜日) はれ |
すずらんの群生地へ | |
2、3年前から一度行きたいと思っていた平取町のすずらん群生地・・・。一般開放されている期間が10日間ほどしかないため、なかなか行けずにいたが、今年ようやく都合がつき、ビデオカメラとコンパクトカメラと手に、期待に胸ふくらませ出発。富良野〜日高を通過し、和牛の里「平取町」へ向った。 |
とっておきの穴場発見? | |
日高町を過ぎると深い渓谷が続き、なかなかの景色だ。紅葉の時期にはすばらしいだろうな・・・などと考えながらしばらく走る・・・・・・・。 二風谷でたまたま休憩をとり、何だか奥に建物を発見し、興味深く近寄っていくと右手には人工の小さな川が流れ、さらに進むと奥にはきれいに整地された公園があり「にぶたに湖」目の前の展望台ギャラリー!さらに進むと囲いの中では4〜5頭の馬が放牧されている。こんな素敵な場所なのに、人っこひとりいないなんて・・・。今度はお弁当を持ってピクニックにでも行こうかな・・・? |
二風谷と沙流川とアイヌの歴史 | |||
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中には動物のはくせい等が展示してあり、よくある資料館かと思ったら、大間違い!平取町の母なる川、沙流川の歴史を中心としたジオラマあり、タッチパネル式のクイズあり・・・。立体メガネをかけて見る本格3Dシアターは子供にも楽しめそうな迫力ある映像!なかなか有意義な時間を過ごす事ができた。こんなにすばらしい施設なのにその日、館内には私達だけ・・・まさに貸切状態!まだ新しいせいか宣伝不足なのか?そこそこお勉強にもなるこの施設。興味のある人は、寄ってみたらどうでしょう? 隣にある「アイヌ記念館」は入館料400円。この日は時間の都合上、入りませんでしたが、その横にあるアイヌの小屋で売っていた木彫りのネックレスを衝動買いしてしまいました。裏に名前まで彫ってもらい、大満足です!! |
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先ほど見えていた建物は「沙流川資料館」だった。むきだしのコンクリートでできていて、明らかに最近出来たものである。入り口に「無料」とあったので思いきって入ってみた。 |
すずらんの香り漂う敷地内 | |
毎年6月第1日曜日から8日間だけ(詳細はその年に確認して下さいね)一般開放される「すずらん群生地」。NHKの連続小説ドラマ「すずらん」効果を期待してか、ドラマのテーマソングが流れる中を歩いていく。野生スズランの群生地としては日本一という広い敷地にびっちり咲き乱れるすずらん!・・・の姿を想像していた私としては、ワラビやら他の草花が無造作に咲く中、ひっそりとたたずむ小さなすずらんを見て、少し拍子抜けしてしまいました。数年前に来た事があるというおばあちゃんとお話したら「前はもっと長くて大きい花で数もいっぱいあったのに・・・」とすこしガッカリしたご様子でした。でも、周囲には独特の甘〜い香りが漂い、近くで見ると可憐でかわいらしいスズランを見ると、まあ許せちゃいますよね? |
たんぽぽのない「たんぽぽ公園」 | |
次に鵡川町河川敷に春になると一面に「たんぽぽ」が咲き誇るという「たんぽぽ公園」を目指す。何かの本には「5月下旬がみごろ」とあったので、時期はすこし遅いのですが、このへんまで来る事はあまりないので、行ってみることにした。 ・・・・・・・・・!・・・?・・・・・・・ やっぱりもう、遅かったみたい。ついではダメだ。花はやはり見頃が大切ですね〜!また来年でも行きましょう! |
世界の気候、地球体験館にて | |||||||||
たんぽぽが見れなかったので、時間をもてあまし、帰りがけに穂別町の地球体験館へ寄る事にした。熱帯雨林のジャングル、摂氏50℃の砂漠地帯、氷河期などの気温や気候の違う8つのエリアが擬似的に作られており、サイエンスガイドがそれぞれの特色などを説明してくれる。子供から大人まで楽しめるこの体験館だが、ひとつご忠告!さまざまな擬似ゾーンを体験するので、暑かったり寒かったり、上着を脱いだり着たり・・・。温度差がけっこう激しいから風邪気味だとか体調がすぐれない日には、入らないほうが無難かもしれませんよ。
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★ 感 想 ★ |
今日のメインテーマはスズランだったのですが、ちょっぴりと期待ハズレ・・・。でも二風谷の穴場ポイント?を見つけたからそれなりに満足・・・。穂別町には公共温泉「はくあ」ができたばかりなので、今度行ってみよう! |