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DIARY ドライブ日記 PENCIL 1999年 登別
時代村編

平成11年5月3日(月曜日) はれ

登別伊達時代村 で大ハシャギの巻
時代村の人気キャラ「にゃんまげ」 大好きな連休GWが今年もやってきた。

今年はどこに行こうかと考えた末、まだ一度も行った事のなかった登別の伊達時代村に決定!登別には何度となく行っているが、はじめての時代村。行ったことのある人が「おもしろかったよ〜」なんて話すのをいつも聞かされていただけに期待度はじゅうぶん!

さあて、歴史村を思いきり楽しむとしますか!

開園村まもないのに、この行列とは・・・ありゃりゃ。
しゃがんでる人が「土方歳三」役の俳優さん ほぼ開園と同時に入村し、お土産屋さんが軒を連ねる道を進むと、大きな広場に出た。劇物を見なきゃ、ここに来た意味がない。朝一で来れば並ばずにすむと思っていたのは甘かった。今日は天下のゴールデン・ウィークまっただなか・・・。しょうがなく一番近くにある「新撰組 土方歳三秘聞〜激闘!函館五稜郭戦 奇跡の脱出」の行列に加わり待つ事30分・・・。何やら白い小さな半紙を渡され中へと進むが、あいにく立ち見となった。約30分程の演劇・・・このような芸術?とは普段あまり縁がないので興味津々。
マイクを使わずに後ろまで響く大きな声でセリフを言うのは大変だな・・・と関係ないことで感心する。

次の催しまで時間があるので村内めぐり。
ここのメインとなる演劇などは決まった時間に行われるので、けっこう時間が空いてしまう。その時間を利用しいくつかの施設を見て回る。まずきんぴかのまねき猫がまつられている「おにゃんこ寺」へ。この寺の前にある庭はけっこうキレイで、「ここで写真を撮るとお金持ちに・・・」と書いてあったポイントで(決して信じたわけではないが・・・)記念撮影。
おにゃんこ寺
忍者怪怪迷路に入ったが人がたくさんいるのでみんなのあとをついていけばすんなりゴールできた。子供だまし?の迷路。
でも、もし一人だったら迷ったかな?
忍者怪怪迷路

「くんなまし〜」がミョ〜に気になる。
日本伝統文化劇場 次にひときわ行列が長く1時間ほど待たされた「日本伝統文化劇場」へ。名前からはたいして期待していなかったが、華やかな吉原が舞台の人情芝居でまずまずだった。はじめに「観客の皆さんの中から一人、舞台にゲスト出演する男性を決めたいのですが・・・・」とスタッフが言い出したとたん、周囲の男の人達はみな下を向いてしまった。日本人はどうも、こうゆう場面に弱い。むろん私も・・・(余談だがオーストラリアに旅行したとき「ムービーワールド」というテーマパークでポリスアカデミーのカースタントショーを見ようと待っていたら、パフォーマンスのお兄さんにつかまり、みんなの笑いのタネにされた経験があり、とても恥ずかしかったのだ。今となってはけっこういい思い出になってたりしますが・・・)ここの「おいらん」が劇中やたらと連発していた「くんなまし〜」が妙に気になり、今も耳に残る。(これっておいらんの言葉使いだったのか。誰かのギャグなのかと思っていた私・・・)

時代村の目玉「忍者かすみ屋敷」!
「日蓮聖人」を陰ながら守る忍者の闘いを描く「忍者かすみ屋敷」はアクションシーン満載の迫力あるショーで、ここの一番人気らしい。「日蓮」役の俳優さんが目鼻立ちのはっきりした、丸坊主の人で「日蓮」役にピッタリだった。ここのショーだけ唯一前方の座席に座って、ゆっくりと見る事ができた。

そういえば最初にもらったあの半紙はどうやら「おひねり」を包むものだったのだ。係員は「ゴミ」でも何でもいいから投げ込んでください。といっていたが、さすがにゴミはね〜・・・。結局「忍者かすみ屋敷」でだけ、投げてきました。
日蓮

ユニーク「じじい」の南京玉すだれ
にゃんまげ 唯一、そとで行われる「忍者砦」ここではあえて、主役ではなく脇役の「じじい」に注目してみたい。というのも、この「じじい」(ホントは20代位の男の子)砦前の売店で、南京玉すだれなどを売っているのだが、とにかく会話がおもしろい。ショーの前、通行中の人にひたすら話し掛け、勝手に盛り上がっている。でも、それをハタでみているとそのやりとりがすごく、おもしろいのだ。うまく伝えられない不思議なおもしろさをもつ「じじい」は忍者砦のショーでもおいしいところをもっていく。じじいに免じて、思わず「ミニすだれ」を買ってしまう程、ひそかにファンになってしまったのは私・・・。じじい、じきじき玉すだれをご指導たもう。(見た目よりなかなか難しいんですよ。

キャラクターグッズがバカ売れの「にゃんまげ」
最後に時代村のお土産話をひとつ。ここで売っているお土産は刀やら、扇子やらその昔からある(俗にいうと古めかしい)ものが多く、どちらかといえば「年配受け」するもの中心だった。そんな中、発売されたばかりの「にゃんまげ」グッズは時代村の苦手層だった若者のハートをしっかりキャッチ!キーホルダー(400円)やぬいぐるみ(1300円)携帯ストラップ(500円)など、お手ごろ価格のせいもあってか、どれもものすごい人気だという。良かったらひとつどうですか?

ちなみに売店付近に等身大のにゃんまげがいて、こちらもすっかり人気者となっていた。
来てちょんまげ!見てちょんまげ!買ってちょんまげ!

大湯沼で夕焼けこやけ
夕焼け 夕方、1日楽しんだ時代村をあとにし、地獄谷へ寄ってみた。この間、車が渋滞し連休の威力を再認識。地獄谷で駐車料金を支払い、歩いていると団体ツアーのカメラマンさん(地元の写真館のおじちゃん)に「ぜひ大湯沼展望台に行っておいで。その駐車券も共通だから・・・」と勧められ言われた通り行ってみる・・・。地獄谷とは違い人もまばらでしたが、ちょうど夕暮れの時間帯。大湯沼にうつる夕焼けは格別にきれいで大感激!源泉がぶくぶく涌き出るこの大湯沼、高いところは温度が120℃もあるらしい。湯の花がたくさん浮いてて「これを持って帰ったら家で温泉に入れるのでは?」というバカな考えが頭をよぎり、「ヤケドしたら困るもんね〜.」と自分に言い聞かせ、もみ消した。(その前にモラルに反しますね・・・?)

★ 感 想 ★
初の登別時代村でしたが、まぁ、なかなか楽しめました。1番印象に残っているのはやはり「じじい」ですなぁ。あの独特のしゃべりは見る価値あり?でも入場料は少し高いですよね・・・。多くの俳優さんが日頃から稽古しているので、しかたないのかな?

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