「かむいみさき」まで、パパとおさんぽしようね
〜おこちゃま バージョン〜
※これは実際に来ていた親子をモデルに、私の想像を加えたフィクション(?)です(笑) |
パパの心の声・・・
駐車場の車内にママと赤ちゃんを置いてきぼりにして、親子2人で岬まで歩く。
パパ「ここから、いっぱいあるいていかなくちゃいけないからねー。トイレはない?」
お子ちゃま「あ〜、パパ!ボク・・・おしっこ したいっ!!」
「はい はい はい・・・」
「さぁ、それじゃ じゅんびはいいかい?パパといっしょに、きれいなうみをみにいこうね♪」
「はーーい♪」
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「わーい、わーい♪」
「おやおや、ここの道はすべりやすいなぁ・・・ころばないようにきをつけるんだよ・・・ほらほら、そんなに はしっちゃ あぶないよ・・・」
「あはは・・・パパおそいよ。はやく、はやくーー!うみがきれいだよ〜」 |
| せかされて走る!ぜぇぜぇ・・・はぁはぁ・・・。今からこんなに はしゃいでちゃ先が思いやられるな・・・道のりはまだまだ長いのに・・・(汗) |
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「むらさきいろのお花が咲いてるよ。キレイだからママにもっていってあげるんだ!よいしょっと・・・」
「こらこら!そのお花はとっちゃいけないんだよ!ここはしぜんがいっぱいある場所(国立公園)だから、おはなもくさも勝手にとっちゃダメなんだよ・・・もっていっちゃったら他の人がみられなくなっちゃうだろう?」
「そっかぁ・・・きれいなお花だから、みんなもいっぱい見たいんだね・・・?わかったよ!もうしないね♪」 |
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| うん?今日はやけに聞き分けがいいぞ?この調子で行けるといいけど・・・(苦笑) |
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「うわ〜〜?みてみて!!うみのいろがすご〜〜いきれいだよ〜!うみってひろいね〜。おっきーねー。すごぉ〜〜〜い!おさかなさんもいっぱいいるんだろうなぁ!」
「そうだね〜、こんなにきれいなうみだから、きっとおさかなさんも、いっぱいいるだろうね〜。ああ!そっちへ行っちゃだめだよ。あぶないからね(汗)」 |
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パパ!したをみたら、なんか こわい・・・。このみち おっかないよぉ〜」
「あまりまわりをみないでまっすぐ まえをみてあるくんだよ。みちはほそいし、下が見えるし、あぶないからね・・・ここからはパパとお手々つないで行ったほうがいいかな・・・」 |
「うわぁ〜〜!みてみて!とおくまでみえるよ〜、すごいね〜。あっちのほうまでみえるよ〜。すごいや〜!」
「このあとママのところまでもどったら、車であっちの方(神恵内)までドライブするんだよ〜。」
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「まだまだいっぱいあるくの〜?ボク・・・もう、あるきたくない・・・はやくママのところにかえりたいよぉ・・・」
やっぱりそうきたか(苦笑)
「あとすこしだからがんばるんだよ」 |
「あれ〜?あんなところに、なんかかいてあるよ〜?」
「きっと、ここにきたひとたちが たびのきねん に かいていったんだろうね・・・さぁもうすぐ、みさきのさきっぽにつくよ!」 |
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「パパ!ここが さきっぽなんだね?あんなところに、いわ がいっぱいあるね!むこうまでずーーっとうみばっかりだ〜」
「さきっぽのことを『みさき』・・・。ずっとうみばかりみえるところのことを『すいへいせん』っていうんだよ。ささっ、そこにたってね。パパがしゃしんをとってあげるよ。はい、こっちをみてー。わらって、わらって〜<パチリ!>」 |
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「あんなところに、ぐるぐるしてるよ〜?」
「うずがまいてるんだねー。さぁ。。。ママがまっているから、そろそろくるまのところにもどろうか・・・」 |
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「やっぱりボク・・・もうあるきたくな〜い!パパ!おんぶ〜〜♪」
「はい はい はい・・・。」
やっぱり元気だったのは、行き「だけ」だったかーー(汗) |

静かだと思ったら、スヤスヤと寝息が聞こえてきた。。。
ねむってしまったんだな・・・
今度はいつ来れるかな?何歳になっているのかな?
その時は、ちゃんと帰りも自分で歩くんだよ(笑) |